サンタさん! 昭和60年ごろに発表されたよく分からないエロマンガがほしいです!
メリークリスマス! 「概念」だよ!
ということで、ここで満を持して架空まさる先生のエクストリームな概念のエロです。
架空先生、プロフィール的にはビッグ錠のアシスタント出身で、少年ジャンプデビューの方らしいんですが、発想が自由すぎて「最低限のエロがあればなんでもOK」のエロマンガじゃないと持ち込みが通らなかったからそのままそっち方面に定着したとのこと。いやしかし30年ちょい前の作品なんですがメチャクチャいい絵ですね。諸々の巨匠のいいところが全部入ってて。個人的にはダイナミック的な何かも感じたりもします。
で、内容がコレ。
今回2本立てでお送りしたわけなんですが、まずは『夜が走る道』、どうですか。すごいですよ。オチがオチじゃないし、「夜」の男の通った後は全部夜になってますからね。いろいろな解釈ができると思うんですが、一番落ち着きやすい考えは「毎日、昼が夜にレイプされて日が変わっていくんだ」という、少女を昼に見立てたものだと思うんですけどね。
それやったら犬いらんやろ! と。犬なんなん、と強く思います。
もう1作の『先生…』の方に関しては、メガネ外されただけで戦闘力奪われすぎ問題がものすごく好きなのと、オチがオチじゃないところが大好きですからクリスマスにぴったりだと思って、深い意図もなくご紹介し、本当にすみませんでした。
架空まさる作品に関しては、昭和60年代に発表された単行本(絶版)『やめてったらやめないで』と『いくいく!』に載っているマンガに関してはほとんどこのテイスト(魂を死神にぶっこ抜かれた少女がそのまま地獄でもレイプされるとか、クラスメイトに犯されたまま教室の後ろの亜空間に吸い込まれていくとか、ワンダーランドで首吊り死体とSEXするとか黒人が黒すぎるとか)なので、入手は難しいかも知れませんが、機会があればぜひ読んでみてください。その少しあとの時期の作品はかなり電子化されてますのでこちらも。
ということで皆さん来年も楽しくやりましょう。
《初出》
『やめてったらやめないで』収録 昭和60年 久保書店
架空まさる
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