最後までお付き合い頂きありがとうございます。
ここのところ完全に日和っていた僕ですが、今回は攻めた実感がありますね。そして、土曜の昼間っからこれを公開することを許可してくれたリイド社倫理委員会さま。
サンキュー!(感謝が軽い)

ということで2017年最えげつなコミックとして有名な『魔術師A』の意志強ナツ子先生が来てくれました。
世の中には、読んだ瞬間に好き嫌いに関係なく「わ~! 天才だ!」と思う漫画家がおり、数年前に『女神』を読んだ自分もご多分に漏れず「天才!」と思った結果、「ねえねえ、エクストリームマンガ学園でやりたいんやけど、ナツ子ちゃんなんかない?」と聞いたら「あるよ! コミティアに出してたクソホモ青年マンガがあるよ!」とのことでしたし、それが今回の『りゅうのすけくん』の掲載についての経緯のすべてです。
最近は女性主人公の作品が多いですが、読んでて感じる「ああ…なんかこれ読んでたくないな。嫌だな…」という緩やかな致死性の毒感はたっぷり共通してますし、第二章のラストで傾いた視点が第三章のラストで全然思ってなかった方向に狂うの、無敵なんじゃないでしょうか。自分を受け入れて生きるというのは、難しいものです。
そんなこんなで意志強作品をここで初めて読んだ方は、トーチWebのこのページで単行本収録作『KEBAB』が無料で読めますので、ぜひ読んで「わ~! 天才だ! 単行本買う!」となってください。
その他、僕は文化人なので特別に教えてもらえたのですが、意志強先生、現在新作を絶賛執筆中とのこと。タイトルは『アマゾネス・キス』ですって。悪い予感は楽しい予感!

ついでにトーチWebの他の情報ですが、劇画狼が今一番単行本化してほしいと思っている作品の一つ『サザンと彗星の少女』 が最高のクライマックスを迎えつつあり、劇画狼推薦図書間違いないので必読です。
あと、スケラッコ先生の『平太郎に怖いものはない』を毎回楽しみにしすぎているというのがありますし、7月には『電話・睡眠・音楽』の川勝先生の新作もあるとか、新連載・斎藤潤一郎『死都調布』がヤバイとか、色々情報を持っているのは僕が文化人だからということです。
トーチWeb編集部の皆様、結構多めに宣伝入れたので、もし僕がリイドカフェをクビになった時はよろしくお願いしますね!
リイド社、トモダチ!



《初出》
2014年 コミティアにて発表した同人作品


《意志強ナツ子先生情報》
Twitter https://twitter.com/ishitsuyo
個人サイト http://ishitsuyo.com/
『魔術師A』 http://www.leed.co.jp/9784845850068
その他同人作品 https://shinri.booth.pm/

更新日

: 劇画狼

マイナーマンガ紹介ブログ・なめくじ長屋奇考録の管理人&特殊出版レーベル・おおかみ書房編集長。得意ジャンルはエロ劇画とコンビニコミックス。好きなマンガは将太の寿司。

 

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