カワイイモノ、好キ。
カワイイモノ、ココロ、キレイナル。
カワイイマンガ、紹介シタイ
カワイクナイマンガ、キライ。
財賀アカネ、カワイイ!
エクストリームマンガ学園、載セル、スル!
以上が、財賀アカネ『ブレデュール家の娘たち』をこの企画で取り上げさせていただくことになった経緯の全てであり、僕が小学生の頃に『神様はサウスポー』(※1) の影響を受けて1ヶ月くらいずっと主人公の真似をしてカタコトで喋っていたら、母親が「息子が発狂した!」とパニックになって病院に脳波を計測しに連れて行かれたのは一部でのみ有名な話ですが、本題に入ります。
いやしかし皆さんどうですかこの圧倒的かわいさは。あれでしょ。財賀先生の代表作『Cold Apartment』のイメージで、こんなかわいいケモ耳の女の子達が残酷な目にあう作品だと思ってたんでしょ?
そんなことはございません。今回、かわいいものはかわいいままでございます。
サイコ工場とよふさぎさまと相撲ホラーの次にやるのって、最高峰の「エクストリームかわいい枠」しかないですからね。この企画で紹介した漫画家さんの新作がそのままリイドカフェで決まるっていうのが一番きれいな流れだと思うので、だから「敢えて今」ではなく「今だからこそ」の財賀アカネ作品、しかも他誌の作品での再録ではなく同人作品からの採用という事になってくるわけです。本当にこの三つ子の話をもっと読みたいですからね。連載の実現を願うところです。
が、惜しむらくは僕がこの意図をエクストリーム漫画学園の担当編集さんに伝えておらず、このコラムで初めて言った事と、そもそも財賀先生がこの作品を連載化したいかどうかの確認をとっていないことですね。完全な一人相撲ということです。完全な一人相撲。
…でも、それがエクストリームマンガ学園思う。死ぬ気で闘う全力尽くす。それ、漫画始末人の誇り!(※2)
次回、エクストリーム概念エロマンガ、やる!
《初出》
『ブレデュール家の娘たち』 2011年 同人作品
財賀アカネ HP http://aka.under.jp/
財賀アカネ Twitter https://twitter.com/xxakanaixx?lang=ja
※1 神様はサウスポー(かみさまはさうすぽー) 今泉伸二による日本の少年漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)1988年22号から1990年31号まで連載された。単行本は全12巻(ジャンプ コミックス セレクション版は全8巻)。2009年から2010年にかけて『漫画ゴラク』(日本文芸社)で続編『神様はサウスポー ダイアモンド』が連載された。単行本は全3巻。
※2 僕が小学生の頃に『神様はサウスポー』の影響を受けて1ヶ月くらいずっと主人公の真似をしてカタコトで喋っていたら、母親が「息子が発狂した!」とパニックになって病院に脳波を計測しに連れて行かれたのは一部でのみ有名な話です