ザッケンナコラー!!
気鋭のホラー作家、渾身の<描き下ろし>空想科學奇譚と聞いて、めちゃくちゃ期待して読み進めてたのにザッケンナコラー!!
と、皆さんお思いではないでしょうか。
何故僕が、あんなにも切望していた崇山祟（たかやまたたり）先生の作品紹介にこぎつけたというのにこんな憤怒状態になっているのかの経緯を簡単にご説明します。
7月頃だったでしょうか。崇山先生の名作『口が目女』をもっと沢山の方に知ってもらおうと、エクストリームマンガ学園で何かを紹介しませんかと依頼のメールを送ったのは。崇山先生との数度のやり取りの上で、｢過去作を取り扱ってくれるのもいいが、どうせだったら描き下ろしますよ｣というすごい返事をいただき、作品が完成するのを待つこと１か月。
素晴らしいアイデアと雰囲気抜群の絵柄で、クライマックスに向けて盛り上がる心。そしてこの｢投げっぱなし｣という言葉すら生ぬるいオチ。過去最大の力でコンチクショーとスマホを壁に投げつけた劇画狼。よくこのオチで｢自信作｣っつって俺に持ってきたなこの野郎。5秒後、僕はリイド社担当に｢10月のエクストリームマンガ学園はこの作品でお願いします。最高の描き下ろしです。｣とメールを送りました。
関わるもの全員、いい歳して自分探しの途中！ 劇画狼のエクストリームマンガ学園、リイド社・リイドカフェにて好評連載中!!
以上が今日に至る経緯のすべてです。先日発売した『完全版サイコ工場』の巻末コラムで、ちょっと真面目っぽいことを書きましたが、基本的にはこっちが99％の通常運転ですね。
ということで話が戻りますが、いつも｢ホラーマンガがホラーとしてではなく、極上の短編として偏見なく楽しまれる世界を作りたい｣と、これまでオガツ先生、黄島先生、呪先生の作品などを公開してきましたが、じゃあ｢これからそこに加わる人｣を一人上げてくれと言われたら、」それが自分の中では崇山祟作品です。
下にリンク貼って数作読めるようにしておきますが、ガチのホラーからゆるいファンタジーまで幅広く｢あの絵柄｣でさらっ読ませてくれる力。まずは短編数作読んでもらってモットクダサーイになってから、大作『口が目女』を読んで、最後にみんなで一緒にザッケンナコラー！になったらいいのではないでしょうか。
口が目女、紙で読んだら面白いだろうなーと思いますので、今後、崇山先生の作品がもっとでっかく広がっていくお手伝いが出来れば最高だなーと思いますが、それだったらこういうタイプの作品を最初に紹介すんのってどうなんだって感じですね。
独断と偏見で通る企画でよかった！
次回、2年目に入るエクストリームマンガ学園をよろしくお願いします的な意味でのこのタイミングでこの人が！
《初出》
描き下ろし
《崇山祟先生情報》
HP https://takayamatatari.wixsite.com/takayamatatari
Twitter https://twitter.com/takayamatatari
電脳マヴォ作品一覧 http://mavo.takekuma.jp/title.php?title=114
投稿マヴォ作品一覧 http://toko.takekuma.jp/home.php?userid=343
怪奇！ミステリ！SF? 連載コミック「恐怖の口が目女」
第一章
https://note.mu/tateyama_kidkut/n/n8c1e23059d00?magazine_key=mc4f181b4d46a
第二章
https://note.mu/tateyama_kidkut/n/n6f8993de1e56?magazine_key=mc4f181b4d46a
第三章
https://note.mu/tateyama_kidkut/n/ne06e8ec72704?magazine_key=mc4f181b4d46a
第四章
https://note.mu/tateyama_kidkut/n/nda32cf99c555?magazine_key=mc4f181b4d46a
第五章
https://note.mu/tateyama_kidkut/n/n07756790a954?magazine_key=mc4f181b4d46a
第六章
https://note.mu/tateyama_kidkut/n/n091e7b6aed78?magazine_key=mc4f181b4d46a
第七章
https://note.mu/tateyama_kidkut/n/n52f3f6a2bf1b?magazine_key=mc4f181b4d46a
第八章
https://note.mu/tateyama_kidkut/n/n8ea6c1e469b3?magazine_key=mc4f181b4d46a
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